読む前の保護者メモ
動物の鳴き声は正確さを求めず、子どもが好きな一つだけまねします。「どこ?」の後は少し待ち、見つからなくてもすぐトトが見つけるので安心して進められます。
おはなし
おはなしパンやに、 トトが いました。
うさぎさんが ぴょん。 にんじんを ぱくぱく。
こりすさんが ちょこ。 きのみを かりかり。
こぐまさんが のっし。 パンを もぐもぐ。
そこへ、こうまさんが とことこ やってきました。
「あかい りんご、どこいった?」
トトは きょろ、きょろ。
パンの うえ? ありません。
かごの なか? ありません。
たなの したから、 あかい まるが こんにちは。
「あった!」
りんごは ころん。 こうまさんの おさらへ ころん。
こうまさんは、 しゃく、しゃく、ぱくぱく。
みんなも にっこり。
トトは まどを しめて、 パンやの あかりを ぽっ。
りんごは おなかへ。 どうぶつたちは おうちへ。
「また あした」
読み終わったら
好きな動物を一つ選び、その鳴き声か食べる音を親子で一度だけまねします。「りんごはどこ?」で棚の下を指させなくても、トトと一緒に見つけたことにして終えられます。
ふわふわした食べ物の回はねんねのくもさん、動物と身近な道具を楽しむ次の年齢の話はくまくんのあかいコップです。
保護者メモ
動物の声を正誤にしないためのヒント
「うさぎは鳴かない」などの知識確認より、ぴょん、かりかり、のっしという動きの音を楽しみます。この一話だけでりんごは持ち主へ戻ります。動物カードや用品紹介は、声まねの種類を増やしたい保護者が物語の外で選ぶ追加情報として扱います。

