年齢別オリジナル

【2歳向け】くまくんのあかいコップ

2歳向けの短い動物のお話。モコとくまくんが、わくわく橋のベンチ下へ転がった赤いコップを見つけ、「こぽこぽ」の音で水を分けます。

  • モコ

読む前の保護者メモ

赤いコップが見つかったあと、水を注ぐ音を「こぽこぽ」と一度だけ一緒に言います。橋の場面ですが、登場人物は欄干から離れた休憩場所にいます。

おはなし

くまくんと モコは、 わくわく橋の ベンチで ひとやすみ。

くまくんは 赤い コップ。 モコは きいろい コップ。

ふたつ ならべて、 お水を のもうと しました。

そのとき、風が ふうっ。

まだ 空っぽの 赤い コップが、 ころ、ころ。

ベンチの むこうへ かくれました。

「ぼくの コップ、どこ?」 くまくんは きょろきょろ。

モコは 耳を ぴん。 鼻を くんくん。

ころ……。

小さな 音が、 ベンチの 下から きこえます。

モコが しゃがんで のぞくと、 木の あしの そばに、 赤い まるが ひとつ。

「あったよ」

くまくんは あわてず、 ベンチの まえから 手を のばしました。

赤い コップは、 われずに ぴかぴか。

くまくんは 水さしを 両手で もって、 ゆっくり かたむけます。

こぽこぽ、こぽこぽ。

赤い コップに はんぶん。 きいろい コップに はんぶん。

「みつけてくれて、ありがとう」 「いっしょに のもう」

くまくんと モコは、 ベンチに すわって ごくん。

飲みおわった コップは、 こんどは かごの なかへ。

赤と きいろで、 なかよく ならんで 帰りました。

読み終わったら

空の器へ注ぐ手ぶりを小さく作り、親子で一度「こぽこぽ」と言います。音が出ない日は、赤と黄色のコップを順に指すだけで読み終えられます。

ねんねの静かな一話はねこさんのながいあくび、ほかの動物のお話は2歳向けのお話一覧から探せます。

保護者メモ

コップ遊びへ広げるときは

割れない器を平らな場所で使い、飲み物を持ったまま歩かないよう見守ります。橋や水辺でまねをする必要はありません。無料のお話と音まねはここで完結し、動物カードや用品情報は、後日遊びを増やしたい場合だけ保護者が確認する追加情報です。