年齢別オリジナル

【1歳向け】ぽんぽんたいこのおさんぽ

1歳の寝る前に読める短いお話。ポンの小さな太鼓が月のベンチまで歩き、ぽん、こと、しーっと音を静かにして眠る指さし読み聞かせです。

  • ポン
  • モコ

読む前の保護者メモ

前半の「ぽん」は普通の声、後半は小さな声にします。眠る前に元気が残っていても、太鼓を実際に叩かず、絵の中の音が静かになる流れを一緒に聞けば十分です。

おはなし

よるの 森に、 ちいさな たいこ。

ポンが とん、と さわると、

「ぽん!」

たいこは おさんぽへ いきました。

ぽん、ぽん。 ポンも てく、てく。

きのこの まえで、 「ぽん」

おや、さっきより ちいさな おと。

月の ベンチまで、 こと、こと。

ポンは たいこの となりに ちょこん。

「おつきさま、みえる?」

たいこは まあるい 月を みあげました。

ぽ……ん。

あれれ。 たいこの おめめが とろん。

ポンは やわらかい ぬのを そっと かけました。

「おやすみ、たいこさん」

たいこは しーっ。 月も しーっ。 森も しーっ。

ポンは たいこを だっこして、 いつもの おうちへ かえりました。

読み終わったら

月と太鼓のどちらかを一度だけ指さしてみます。最後は人差し指を口元へ運び、親子で小さく「しーっ」。答えを言わせず、その静けさを読了の合図にできます。

もう少し起きていたい日はころころパンとモコ、ふわふわした食べ物の反復ならねんねのくもさんを選べます。

保護者メモ

寝る前の音が刺激になりすぎない読み方

太鼓の場面で声が大きくなったら、注意する代わりに次の「ぽん」を小さくして見本を見せます。ここまでで一話は完結しています。寝る前の読み方を一覧にしたPDFは、毎晩の選び方を手元に残したい場合だけ保護者が確認する追加資料です。