読む前の保護者メモ
「ころころ」は、ゆっくり一度、少し近くでもう一度。速さより、同じ音が戻ってくる楽しさを大切にします。子どもが聞くだけの日は、声まねを求めなくても大丈夫です。
おはなし
あさの コトノハポッケの森。
モコの かごから、 まあるい パンが ひとつ。
ころん。
「あれ?」 ココが みみを ぴん。
パンは ころころ。 はっぱの したへ、ころころ。
モコも とことこ。 ココも とことこ。
「パンさん、まってー」
きりかぶの よこで、 ころ……ころ……。
どんぐりが ひとつ、ゆらゆら。 ことりも くるりと ふりむきました。
パンは もういちど、 ころころ ころころ。
こんどは どこへ いくのかな。
森の ひなたに、 ふかふかの ぬのを しいた モコの かごが まっていました。
ころん。
パンは かごへ すっぽん。
「おかえり」 ココが にっこり。
モコは かごを だっこして、 あったかい パンと おうちへ かえりました。
ころころの おとは、 もう しません。
パンも かごで、すやすやです。
読み終わったら
手のひらを丸く動かしながら、親子で一度だけ「ころころ」と言ってみましょう。声が出なければ、パンが止まったところを指さすだけでも、お話に参加できています。
次は、音がだんだん静かになるぽんぽんたいこのおさんぽへ進むか、1歳向けのお話一覧へ戻れます。
保護者メモ
食べ物と音遊びを安心して楽しむために
実物のパンを使って遊ぶ必要はありません。食べる場合は、座った状態で年齢に合う大きさにしてください。無料のお話と声まねはここで完結します。音カードや印刷セットは、同じ遊びを後日繰り返したい家庭だけが検討する保護者向けの追加資料です。

