年齢別オリジナル

【2歳向け】おふとんトンネル

2歳向けの短い探し物のお話。ポンが月のベンチに作った明るいおふとんトンネルを進み、「おふ、おふ」の音を頼りに星のまくらを見つけます。

  • ポン

読む前の保護者メモ

「おふ、おふ」は、布団のトンネルを進む柔らかな音です。進むときに二回、戻るときに一回だけ読みます。実際に布団へもぐらなくても、手のひらをゆっくり進ませれば参加できます。

おはなし

月のベンチに、 おひるねの じかんが きました。

ポンは みずいろの おふとんと、 きいろい ほしの まくらを もってきました。

ところが、ベンチに おいたはずの ほしの まくらが ありません。

「どこへ いったのかな?」

風が ふわり。 おふとんの はしが ふくらんで、 小さな トンネルに なりました。

むこうがわは あかるくて、 月の ひかりが 見えています。

ポンは よつんばいで、 ゆっくり すすみました。

おふ、おふ。 おふ、おふ。

トンネルの なかに、 きいろい いとが 一本。

「ほしの まくらと おんなじ色だ」

もう すこし すすむと、 出口で こおろぎが 鳴いていました。

りん、りん。

その うしろに、 きいろい とんがりが ひとつ。

ポンが おふとんを めくると、 ほしの まくらが ひょっこり。

風に おされて、 出口まで すべっていたのです。

「みーつけた」

ポンは まくらを だっこして、 トンネルを もどりました。

おふ、おふ。 こんどは ひとつだけ。

おふとんを ベンチに ひろげ、 ほしの まくらを ぽん。

ポンは 月を みながら、 すうっと おひるねしました。

読み終わったら

手のひらを布団に見立て、指先を一度だけ「おふ、おふ」と歩かせます。音まねをしない日は、星のまくらを見つけた場面で止めて「ここ」と指さすだけでも十分です。

同じ年齢の別の探し方はまいごのくつした、食べ物の一話へ進むならころんだどんぐりのおつかいを選べます。

保護者メモ

布団トンネルをまねするときの約束

遊ぶ場合は大人がそばにいて、顔を覆わず、両側が見える短い空間にします。眠る場所では遊びを切り上げても構いません。無料のお話と音まねはここで完結し、寝る前カードはリズムを後日整えたい家庭だけの追加選択です。