3歳向けは、短い筋と小さなやりとりで選ぶ
3歳向けの読み聞かせでは、「次はどうなるかな」と予想したり、知っている物を見つけたりする楽しみが加わります。一方で、問いかけが続くとお話へ入りにくい日もあります。
このページでは、3〜7分で一つの出来事が収まり、親子のやりとりを一回だけ足せる作品を選びます。答えを当てるためではなく、子どもの見え方を知るための問いかけです。
興味と気分から選ぶ
| 今の興味・気分 | 向く一話 | 参加のしかた |
|---|---|---|
| 風や追いかけっこ | なくした物を探す話 | 行き先を二つから選ぶ |
| 自分でやりたい | 小さな成功の話 | できた場面を一つ見つける |
| 少し不思議が好き | 正体を確かめる話 | 怖さを言葉にしてよい |
| 乗り物が好き | 短い移動の話 | 音を一度まねする |
怖さは0〜1を目安にし、不思議な存在には早めに安心できる手がかりを置きます。
四つの入口から一話だけ
風と探しもの「なくしたぼうしと風の子」
なくしたぼうしと風の子は、飛んだ帽子を追う短い展開です。「右と左、どちらかな」と一度だけ相談できます。
小さな達成「くまくんの『できた!』」
くまくんの「できた!」は、結果だけでなく途中の工夫を見るお話です。できたことを競わず、「やってみたね」と受け止めます。
怖くない正体探し「おばけじゃないよ、ふわふわさん」
おばけじゃないよ、ふわふわさんは、見慣れないものを確かめ、安心を取り戻す一話です。怖いと言ったら否定せず、明るい手がかりを一緒に探します。
乗り物の短編「ちいさなバスのぷっぷー」
ちいさなバスのぷっぷーは、乗り物の音と短い道のりが目印です。声まねだけして、質問なしで読む日にも向きます。
問いかけは一場面に一つまで
「何色?」「どこ?」「どうして?」を続けるより、その日の目的を一つに絞ります。絵を探す日なら「どこかな」、気持ちを話す日なら「どんな気持ちかな」だけで十分です。
違う答えも物語の一部にする
子どもの予想が本文と違ったら、「そう見えたんだね」と受け止めてから続きを読みます。正解に直すより、読み終えた後に「本当はこうだったね」と一緒に確かめます。
読み終えたら、好きな場面を一つ
内容を覚えているか確かめず、「どこが好きだった?」と一度だけ聞きます。答えがなければ、保護者が好きな場面を一つ伝えて終えます。それが次のお話を選ぶ手がかりになります。
ほかの長さや年齢を比べたいときは、親子で選べるお話の入口へ戻ってください。
保護者の方へ
無料作品は一話ずつ最後まで読めます。まとめ読みや季節の印刷セットは、無料作品で相性を確かめた後に保護者が必要性を判断する追加価値です。読み聞かせ中の選択や正誤を、購入導線には使いません。

