結論:歩行・運転中は閉じ、座って周囲を確認できる時だけ開きます
スマホでの読み聞かせは、端末の善悪より場面で判断します。大人が運転・自転車運転・歩行をしている時、ホームや道路の移動中、乗降時は開きません。車両が止まり、親子が安定して座り、大人が周囲を確認できる時だけ短く使います。
2026年のAAP方針は、デジタル利用を一律の時間だけで評価せず、内容、設計、子どもの個人差、保護者との共同利用などを含む環境で考えています。これは移動中の安全を保証するものではないため、交通場面では周囲の確認を先にします。
移動方法ごとの「開く・閉じる」判断表

| 移動場面 | 判断 | 代わりにできること |
|---|---|---|
| 歩道、駅ホーム、階段、乗降中 | 閉じる | 題名だけ話し、停止後に開く |
| 自動車・自転車を大人が運転中 | 運転者は使わない | 同乗の大人が安全に管理するか音声も休む |
| 電車・バスで親子が着席 | 短く開ける | 音を出さず一場面を指す |
| 停車中の待合場所 | 周囲を確認して開ける | 通知を切り、終了点を先に決める |
| 子どもが気分の悪さや目の疲れを訴える | すぐ閉じる | 遠くを見て休み、必要なら移動自体を中断する |
1〜2歳は画面に任せず、大人が絵を一つ指して言葉を返します。3〜6歳も自動再生や派手な仕掛けより、頁を大人と一緒に進められる表示を選びます。個人差があるため、年齢だけで快適さを決めません。
開く前の四項目と短い会話
「止まる・座る・切る・閉じる」を確認する
- 乗り物または親子の移動が止まっている
- 子どもの体と大人の手が安定している
- 通知、広告、自動再生、外部リンクを切っている
- 降りる一つ前など、閉じる合図を決めている
大人:「座れたから、バスが橋へ着く所まで見よう」
子:「もう一つ」
大人:「続きは降りてから。今は端末をしまって手をつなぐよ」
やらなくてよいこと
- 画面を見せていれば移動中も静かで安全だと考える
- 運転者が信号待ちや短い停車中に頁を操作する
- 紙の本とデジタル本のどちらかを家庭の正解にする
- 端末ホルダーやフィルターを安全確認の代わりにする
警察庁は、自動車・自転車の運転中にスマートフォンを手で保持して通話したり、画面を注視したりする行為を禁じています。運転者は読み聞かせの操作をせず、安全な場所に停止してから扱ってください。
停車後に試す作品と関連ガイド
出発前に作品を用意し、通信がなくても端末で開ける状態にして、通知を切り、低すぎない明るさにします。公共交通では周囲に音を出さず、端末を子どもだけに持たせず大人が支えます。
ちいさなバスのぷっぷーを停車中に一場面だけ共有できます。家を出る前なら朝の1分のお話、年齢の違うきょうだいと一緒ならきょうだいのお話選びへ。保護者向け読み聞かせガイドには紙の本での方法もあります。



